サンタクルス教会は、チャオプラヤー川西岸のカトリック教会で、トンブリーの小さな地区クディチンの中心にあります。この地区では、ポルトガル人の子孫、中国人、モン族、仏教徒のタイ人、イスラム教徒が、2世紀以上にわたって共に暮らしてきました。入場は無料です。教会の開く時間はきちんと決まっておらず、主に夕方とミサの時間に開き、日中は閉まっていることもあります。16〜17時ごろに訪れるのがよく、閉まっていた場合は、外観と前庭だけでも見ていくとよいでしょう。 教会と地区を合わせて、所要時間は1時間ほどです。1767年のアユタヤ陥落のあと、タークシン王はトンブリー側の土地をポルトガル系のカトリック教徒に与え、1770年ごろに最初の教会が建てられました。現在の建物はネオ・ルネサンス様式で赤いドームを頂き、1913〜1916年に建てられたもので、イタリア人建築家のアンニバレ・リゴッティとマリオ・タマーニョが設計しました。
見どころ

赤いドーム
明るい色の壁と、十字架を戴く赤いドームを持つネオ・ルネサンス様式の教会は、周りの寺院とはかなり趣が違い、遠くからでもすぐにわかります。

内部
教会が開いているときは、青と金の格間の天井とシャンデリアを見ることができます。トンブリーの真ん中にいることを忘れるほど、ヨーロッパ的な雰囲気です。
クディチンの路地
2008年から修復が進められ、文化観光の場として生まれ変わった地区です。古い家並み、川沿いの散歩道(クディチン・リバーウォーク)、小さなカフェ、そしてポルトガルの「バルセロスの雄鶏」にヒントを得た様式化した雄鶏が、地区の象徴になっています。
カノム・ファラン・クディチン
ポルトガルとタイの伝統が混じり合った小さな焼き菓子で、この地区の名物です。今も手作りしているのはごく一部の家庭(情報源によると3世帯)だけで、地区のパン屋で買えますが、売り切れていることもあります。
いくつもの宗教が共存する地区
教会から数歩のところに、仏教寺院のワット・カラヤナミット、中国式の廟(クアン・アン・ケン)、モスクがあります。共存の好例で、詳しくはバンコクの礼拝所のガイドで紹介しています。
実用情報
ワンポイントアドバイス
肩と膝を覆う控えめな服装で、特にミサの最中は目立たないように撮影してください。日曜のミサはタイ語で行われます(情報源のひとつは8時30分としています)。時間は現地で確認してください。丸半日かけるなら、教会をワット・カラヤナミットとワット・プラユーンと組み合わせるとよいでしょう。クリスマスについては、バンコクのクリスマスのガイドをご覧ください。もうひとつの歴史ある大きな教会、アサンプション大聖堂は、川の対岸にあります。
アクセス
Soi Wat Kanlaya, Thon Buri, Bangkok 10600、チャオプラヤー川沿い。チャオプラヤー・エクスプレスのメモリアル橋(N6)またはラジニー(N7)の船着き場から、渡し船で川を渡るか、メモリアル橋を歩いて渡り、そこから5〜10分歩きます。MRTサナーム・チャイ駅からは、徒歩で約20分です。
営業時間
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