エラワン祠(サン・プラ・プロム、またはタオ・マハー・プロム)は、ラーチャダムリ通りのラーチャプラソン交差点にある、ヒンドゥー教の神ブラフマーをまつる小さな野外の祭壇です。ブラフマーは四つの顔をもつ姿で表されます。グランド・ハイアット・エラワンホテルやショッピングセンター、BTSの高架に挟まれた場所にあり、朝から晩まで、祈りやお供え、願いが叶ったお礼のために、タイの人々やアジア各地からの旅行者が訪れます。入場は無料で、毎日6時から22時まで開いています。見学は通常15分ほどで、サイアムでのショッピングと組み合わせて訪れる人が多いです。
見どころ

ブラフマー像
ガラスをちりばめた金色のあずまやの下に座る神は、東西南北に向いた四つの顔をもっています。参拝者は祭壇の周りを回り、それぞれの顔の前で祈ります。現在の像は、元の像が壊された後の2006年5月に安置されたもので、元の像の破片が組み込まれています。
お供え物
ジャスミンやマリーゴールドの花輪、木彫りの象、果物など、お供え物は現地で買えます。2020年3月から、煙を減らすため境内でお香やろうそくに火をつけることは禁止されており、参拝者は火をつけずに捧げています。

奉納の舞を踊る女性たち
祭壇の脇では、伝統衣装の舞踊団が楽団の演奏に合わせて、願いが叶ったお礼として参拝者が依頼した踊りを披露します。料金は踊り子の人数によって変わり、祠の窓口で支払って領収書を受け取ります。全体がいちばんよく見渡せるのは、交差点の上にかかる歩行者用デッキからです。
祠の歴史
祭壇は、エラワンホテルの建設中の1956年に建てられました。工事では事故や遅れが相次ぎ、占星術師がブラフマーの祠を建てるよう助言したのです。美術局が設計した像は、1956年11月9日に奉安されました。ホテルはその後グランド・ハイアット・エラワンに建て替えられましたが、祠は同じ場所に残りました。
2006年の破壊事件と2015年の爆破事件
2006年3月21日、ある男がハンマーで像を壊し、その場に居合わせた人々に殺害されました。2か月後に新しい像が安置されました。2015年8月17日には祠の近くで爆弾が爆発し、20人が亡くなり、120人以上が負傷しました。わずかに損傷した像は、数日で修復されました。

夜の祠
日が暮れると、ライトアップされた祭壇が近隣のショッピングセンターのファサードと対照をなし、閉まる時間まで、特に退勤時間帯には人出が絶えません。
実用情報
ワンポイントアドバイス
大きな寺院ほど厳しくチェックされるわけではありませんが、きちんとした服装(肩を覆うもの)が好まれます。祈りや踊りの間はカメラの使い方に気をつけ、ひざまずいている参拝者の前に立たないようにしましょう。近隣のショッピングセンターから出てすぐに立ち寄れるほか、ラーチャダムリ通りを南へ約15分歩けばルンピニー公園に着きます。あわせてご覧ください:教会、モスク、中国寺院、ヒンドゥー寺院、チャオ・メー・トゥプティム祠。
アクセス
Ratchaprasong Intersection, Ratchadamri Road, Lumphini, Pathumwan, Bangkok 10330。グランド・ハイアット・エラワンホテルの角で、セントラルワールドの向かいです。BTSチット・ロム駅(スクンビット線)の8番出口からスカイウォークで交差点へ。BTSサイアム駅からも同じ歩道橋を通って10分ほどで歩けます。
営業時間
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