コ・クレット島は、バンコク北部ノンタブリー県の対岸にある、長さ約5kmの川中島です。チャオプラヤー川の蛇行部分に近道の運河が掘られたことで生まれた島で、18世紀からビルマ(ミャンマー)出身のモン族が暮らし、素焼きの陶器、料理、寺院を守り続けています。島には車が走っておらず、自転車や徒歩、船で、陶器の店から寺院へとめぐります。半日あれば行ける小旅行で、平日はとても静か、週末は小道沿いにお菓子や麺の屋台が並んでにぎわいます。入場料はなく、かかるのは交通費、買い物代、レンタサイクル代だけです。
見どころ

ワット・ポーラマイ・イーカーワートの傾いた仏塔
船着き場の近くにある島の中心的な寺院には、白と赤のモン様式の仏塔(チェディ)があり、はっきりと傾いています。やわらかい川岸の地面に土台が沈み込んだためです。寺院には、陶器やモン族の品々を集めた小さな展示も併設されています。建物に入るときは靴を脱ぎ、肩と膝を覆ってください。

陶器の工房
コ・クレットのモン族は、何世代も前から茶色の素焼きの壺や花瓶を作ってきました。透かし彫りや細かい模様を施したものも多くあります。島を一周する小道沿いには、職人の仕事ぶりを見せてくれる工房がいくつもあり、バッグに入る小さなものから大きな甕まで、1点ずつ販売しています。値段は礼儀正しく交渉できます。薄手の器は持ち運びで割れやすいので、梱包をお願いしましょう。
自転車または徒歩での島一周
島を囲むコンクリートの道は約6kmで、自転車なら休憩を入れて1〜2時間が目安です。船着き場の近くのレンタル店では1日単位で自転車を貸しています。料金は時期によって変わるので、ブレーキを確かめ、出発前に交渉してください。島を一周する小型船もあり、旅行者の情報では1人数十バーツ程度です。乗る前に料金を確認しましょう。
モン料理
細い路地や寺院の近くでは、米粉のお菓子、ココナッツのデザート、麺類、モン族の料理が見つかります。日曜日にランチを食べに来るバンコクの人も多く、これを目当てに訪れる人も少なくありません。目の前で調理されているものを味わい、地元のお客さんが並んでいる屋台を選ぶのがおすすめです。
行き帰り
島へは、パークレット側のワット・サナームヌア桟橋から出る小さな渡し船で渡ります。川を数分で渡り、運賃は数バーツです。夕方の最終便の時刻を忘れないでください。
実用情報
ワンポイントアドバイス
土曜か日曜に訪れるのがおすすめです。平日は多くの店や食べ物の屋台が閉まっていて、島はとても静かです。暑さとパークレット通りの渋滞を避けるため、早めに出発しましょう。水、帽子、日焼け止め、小額紙幣の現金を持参してください。屋台ではカードが使えません。バンコクでは、自転車とランチ付きの日帰りツアーも売られていますが、個人でも十分に行けます。営業時間、レンタル料金、現地の状況は公式サイトでは確認できていません。現地で確認してください。
アクセス
コ・クレット島、ノンタブリー県パークレット郡 11120。バンコク中心部から北へ約20kmです。いちばん簡単なのは、チャオプラヤー・エクスプレスボート(オレンジ旗の船。チャオプラヤー川の紹介ページをご覧ください)で終点のノンタブリーまで行き、そこからタクシー、トゥクトゥク、バスでパークレットのワット・サナームヌア桟橋へ向かい、小さな渡し船で島のワット・ポーラマイ・イーカーワート桟橋に渡る方法です。戦勝記念塔からのバス(166番)でも、桟橋から数百メートルのパークレット市場に行けます。バンコク中心部から交通状況によって1時間〜1時間半ほどかかります。
営業時間
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